シャーメゾン土地活用メールマガジン 土地活用 サクセスマガジン VOL.46 ここで差がつく! 賃貸住宅経営 ~「エレベーター」編

街中にイルミネーションが増え始め、いよいよ師走の雰囲気を感じるようになりました。今回は、賃貸住宅を建てる前に考えておきたい「エレベーター」についてお伝えします。

土地活用 サクセスマガジン VOL.46
ここで差がつく! 賃貸住宅経営 ~「エレベーター」編

土地活用 サクセスマガジン VOL.46 ここで差がつく! 賃貸住宅経営 ~「エレベーター」編

上下階の移動に便利なエレベーターについて取り上げます。賃貸住宅にはエレベーターを設置した方がよいのか?住まいの設備ガイドの谷崎憲一氏にお話を聞きました!

今回教えてくれるのはこのガイド:All About「土地活用」ガイド:谷崎 憲一氏自らアパート・マンションなどの大家業を営む傍ら、地主さん家主さんの抱える様々な問題の相談機関としてコンサルティング会社を経営。各種セミナー・講演会実施、新聞発行などを行い、賃貸経営についての多くの相談に応えている。


Point 1 賃貸住宅へのエレベーター設置は、大きな競争力になる


共同住宅におけるエレベーター設置率は45.4%(2013年)。この数字は20年前に比べて約2倍に増えています。理由の一つとしては共同住宅の高層化が挙げられますが、エレベーター付きの共同住宅を選ぶ入居者が増加していることも一因と言えるでしょう。質の良い賃貸住宅にずっと住み続けたいと考える人が増加していることからも今後益々エレベーターへのニーズが高まることが予想されます。しかしながら共同住宅全体からみた設置率はまだ半分にも満たないため、エレベーターを設置することはそれだけで賃貸住宅にとって大きな競争力になると言えるでしょう。

20年前に比べてエレベーターの設置率は約2倍になっており、今後も増加傾向は続くと思われます。


Point 2 3階建て以上には設置が望ましい


法律では、「高さ31メートル(7~10階相当)」を超える場合にエレベーターの設置を義務付けていますが、これより低層の場合でも設置するのがベター。例えば子育て世帯が入居する場合、ベビーカーや幼児を抱いての移動やたくさんの荷物を持ちながらの階段の昇り降りは大きな負担になります。入居者に長く満足して暮らしてもらうためにも3階建て以上の物件にはエレベーターの設置をおすすめします。

皆様もたくさんの荷物を抱えて階段を昇り降りした時、エレベーターが欲しいと思ったことがあるのではないでしょうか。


Point 3 エレベーターを建築後に設置するのは難しい!


リフォームで外装をリフレッシュしたり、水回り設備や内装を一新したりすることは可能ですが、エレベーターを後から設置することはほぼ不可能です。長期間に渡る賃貸住宅経営ではターゲットとなる入居者層が変化する可能性や、生活スタイルそのものが変化する可能性があります。若い世代から高齢世帯まで、全ての入居者にとって便利なエレベーターは長く住んでもらうための大きなアピールポイント。だからこそエレベーター設置の判断は、建築前の計画時から慎重に行いましょう。

全ての世代の方に重宝されるエレベーター。後から設置することは難しいため、計画時に慎重に考えましょう。



ここがポイント!

長期間に渡る賃貸住宅経営では今後、エレベーターは「なくてはならない設備」になっていくことが予想されます。
後から設置することが難しいことも踏まえると、3階建て以上の物件には、あらかじめエレベーターを設置することをおすすめします。








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