税務の専門家がポイントを解説 TKC税務講座

成功する土地活用においては、経営者として、めまぐるしく変化する時代のニーズを読む力が常に求められます。

全国の税理士・公認会計士10,000名超で組織する、わが国最大級の職業会計人集団「TKC全国会」。その会員として活躍し、資産活用に精通した税理士が、社会動向を見据えたタイムリーな情報を基に、理想の賃貸住宅経営に向けた税務ノウハウをご紹介します。

令和5年度税制改正の重要ポイント

1.贈与税の相続時精算課税制度の基礎控除の創設
相続時精算課税適用者が、特定贈与者から贈与により取得した財産について、110万円の基礎控除が創設され、相続時精算課税によって取得した財産から毎年110万円を控除した残額を相続財産に加算することとされました(令和6年1月1日以後の贈与から適用)。
詳細を見る
2.贈与税の暦年課税制度の相続前加算期間を3年から7年に延長
令和6年1月1日以後に贈与により取得する財産に係る相続税について、生前贈与加算の期間を相続の開始前7年以内(改正前:3年以内)にするなどの見直しが行われました。
詳細を見る
3.空き家に係る譲渡所得の3,000万円特別控除の特例の見直し、延長
被相続人居住用家屋が、売買契約等に基づき買主が譲渡の日の属する年の翌年2月15日までの間に工事をすることで、耐震基準に適合することとなった等の場合には本特例が適用できることとされました。また、適用期限が4年(令和9年12月31日まで)延長されました。
詳細を見る

土地活用関連の税務

土地活用を成功へと導くための、専門家ならではの税務ノウハウと知恵をご紹介します。

土地有効活用による税効果

  • 固定資産税や不動産取得税の軽減
  • 相続税の軽減

こんな手法もある土地有効活用

  • 特定の事業用資産の買換え特例を活用した対策
  • 法人名義で建築することのメリット・デメリット
  • 定期借地か定期借家か そのメリット・デメリット
  • サービス付き高齢者向け住宅の税制メリットと建設補助金

税金に関してよくある勘違い

  • 不動産の取得者名義の勘違い マイホームを取得するときの名義は共有にしておくと有利?
  • 賃貸アパート・マンション建築に伴う借入金の勘違い 借入金があれば相続税は安くなる?
  • 物納に関する勘違い 借地人に賃貸している貸宅地は物納できない?

特別編

  • 住宅取得等資金に係る贈与税の非課税特例
  • 空家等対策推進法のポイントと対策
  • 相続等により取得した空き家の譲渡所得3,000万円特別控除の特例
  • 地積規模の大きな宅地の評価
  • 民法(相続法等)改正と相続実務への影響
  • 贈与税改正と生前贈与による対策

積水ハウスの土地活用実例見学会に参加する