works13 記憶の継承が、新たな歴史の扉を開く。

works13 記憶の継承が、新たな歴史の扉を開く。

旧家の所蔵品と醸す
和モダンの美意識

ご両親が暮らされた旧家には、折に触れ集められた多くの美術品が残され、お住まいのそこかしこに、風雅な美意識を宿していました。
建て替えにあたり、どんな思いを込めて設計すべきか。
課題としたのは、その記憶を大切に残しながら新たな歴史を刻む価値を生み出すことでした。
アクセス至便な立地のもつポテンシャルを生かしつつ都市生活者に安らぎをもたらす和モダンなプランニングとしました。

都会の一画に生まれた美術を愛でる異空間。

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異なる質感の黒が
優美な存在感を醸す。

ファサードは御影石などの自然石を使い分け、異なる質感の黒で陰影と重厚感を演出。外構は旧家の青い屋根瓦を花壇の笠木として使い、竹などの植栽によって、コンパクトなスペースにも深い印象を与える和モダンなデザインとしました。

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街の喧騒から隔絶する
しっとりとしたアプローチ。

周囲には飲食店も多い駅前立地。喧騒から離れ、心安らぐ住まいへの切り替えとなるよう、あえて長いアプローチを取りました。黒竹、黒砂利、差し瓦などをあしらい京の小路のような風情です。

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エントランスは
静寂に包まれた空間に。

エントランスに入ると、正面にはご両親が集められた美術品を展示するコーナーをしつらえています。焼き物のような風合いのヘリンボーンの床に立ち、幅4mの1枚ガラスを隔てて、季節ごとに変わる掛軸や陶器に対峙する。個人美術館の趣です。

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フロアごとに表情を変え
アイストップを飾る。

階段脇の壁はボーダータイルで質感を出し、各階のアイストップには美術品をディスプレイするコーナーを設けました。1階の坪庭には旧家の庭を飾ってきた灯篭や蹲も配して、四角く切り取られた一幅の画のように見せ、繁華街の立地を忘れ心落ち着く空間を演出しています。

建築地 千葉県柏市
敷地面積 397.13㎡
規模 1棟13戸
構造 重量鉄骨βシステム構法
間取り 1K(4戸)
1LDK(9戸)
竣工 2016年7月

担当チーフアーキテクト メッセージ

オーナーさまの期待を超える提案であること
入居者の愛着を育む建物になることを目指しています。

設計に当たって私が大切にしているのは、敷地の特性を読み解くことです。同じ土地は一つとしてなく、それぞれの特性に合わせたアイデアを具現化することで、オーナーさまの期待以上のものを提案していきたいと考えています。
今回は、駅から徒歩数分という立地で、収益性を確保しつつ、歴史や記憶を継承する建物にしたいと考えてスタートしたプロジェクトでした。展示しているのはいずれもオーナーさまの所蔵品で季節ごとに入れ替えています。入居者からは、展示にステイタスを感じ、季節ごとの楽しみになっているとの嬉しい声もお聞きしています。

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