Works06 静謐という名のプレステージ。

Works06 古都に息づく和の美。

和を極め、心を尽くす。

木格子に犬矢来、瓦を載せた通り庇など、京都に今も残る町家建築。一方、大正期にモダニズム建築が次々に現れたのもこの街でした。目指したのは、伝統を重んじつつも進取の気風を愛する、京都にふさわしいデザインです。和の佇まいとホテルを思わせるモダンな機能性が、京都らしさと都市生活を満たす住まいとなって、高級志向の方に選ばれる賃貸住宅を実現しました。

古都にうまれた、最先端のホテルライク空間。

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街にふさわしい風情を醸す

しっとりとした和の趣を生みだすように、建物の各階に下屋をつけ、エントランスには門屋を設けて、水平ラインを強調しました。瓦屋根を載せたよろい塀の足元には鉄平石を配し、建物全体の印象を引き締めています。

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京の町屋から着想を得た格子と色調

エントランスには、格子を大胆に使っています。色遣いのヒントとなったのは、赤みがかった白木や墨黒の焼杉板など町家にみられる深みのある色たち。大空間にふさわしい格子のピッチも、新旧の格子のデータを歩いて集め、造作しました。

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シースルー階段と中庭が光井戸となって開放感を生む

中庭からの光に浮かび上がるシースルー階段は、段板を薄いタイルでコーティングし、側面からのプロポーションも追及しました。3層吹抜けの階段とイロハモミジのある中庭が、内に開いた空間をつくっています。

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居住スペースにも細やかな和の美意識を

居室はすべて異なるプランとしながらも、全戸に和室やウォークスルークローゼットを設けました。玄関からリビングまで床は総タイル張り、間接照明やアクセントクロスで和の趣も加味して、分譲マンションにも匹敵する間取りと内装に。

建築地 京都府京都市
敷地面積 925.16㎡
規模 1棟17戸
構造 重量鉄骨βシステム構法
間取り 2LDK(6戸)
3LDK(11戸)
竣工 2015年3月

担当チーフアーキテクト メッセージ

オーナーさまの想像を超えられる提案を自分への課題と考えています。

提案時の外観パースでオーナーさまに気に入っていただき、すべてをお任せいただくことからプロジェクトがスタートしました。プレッシャーもありましたがそれが大きな励みにもなりました。古都の人気のエリアにふさわしい、上品でしっとりとした高級感のある建物をと考えました。幸い完成後、オーナーさまはもちろん、入居者さまに高い評価をいただくことができました。
京都は景観条例が厳しく、さまざまな制約がありますが、ほかにはない魅力やオーナーさまがお考えになるものを超えるご提案をしていきたいと思っています。

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